Sony VAIO Wシリーズのメモリー交換(1GB→2GBへ)してみました [PC]
DELLのデスクトップPCのメモリー交換の結果があまりにも良かったので、今まで常用していたSony VAIO Wシリーズ(ネットブック)もメモリー増設に踏み切る事にしました。ノーマル状態で実装されているのは1GB1枚でメモリースロットは1枚分しかないのがネットブックならではという感じですね。これを2GBに交換します。
今回は、DELLの時のように急がないので、AMAZONから購入する事にしました。Yahoo!オークションも見てみたのですが、中古でも2000円弱で取引きされている状態なので、AMAZONの方が送料無料・最速当日配達のAMAZONプライムを活用すればお得!この時の最安値が下のUMAXの2GBメモリーで1850円でした。ほぼ、オークション並みの価格でしたのでこれで良いかと思ったのですが、永久保証のうたい文句と前回DELLで使ったのと同じメーカーということでCFDの2GB 2073円を選択しました。それでも新品のオークションものと差はありません。オークションを見ていると送料はメール便で80円ぐらいですが競るせいか特に安さは感じないですね。まあ、メモリーは新品でも中古品でもそれほど性能に差が出るわけではないですし、私も中古で十分だと思って探していたのですが価格にこれほど差がないと新品を選んでしまいます。
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- メディア: Personal Computers
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- メディア: Personal Computers
メモリーは夜注文したら翌日の夕方届きました。すぐに交換作業に入ります。
まずは、既にメモリー交換を実施している方々のHPから分解情報を入手。・・・勉強!勉強!
一番最初にWindowsを終了させておいてから、ACアダプターとバッテリーを外します。・・・ここ重要です!私はWindowsを休止状態のままメモリー交換に入ってしまい、あとで起動するときヒヤッとしました。(一応、問題は起きませんでした。)
裏蓋を3本のネジを緩めて取り外します。ネジは蓋自体から外れないようになっているので、完全に緩んだら蓋を取ります。この時、両サイドに蓋固定のツメが2つぐらいずつ付いているので真ん中辺りを持って少々たわませるようにして外すのが良いと思います。この辺りはキーボードを外す時も同様です。
次にキーボードを外します。 キーボードは、下の真ん中のネジ1本(HDDの脇)とその下の写真の頭が大きいネジ2本(バッテリー外したところ)の合計3本のネジで留まっています。
ここからキーボードのツメを外してゆくのですが、キーボード左右のディスプレー寄りのところに1箇所ずつツメがあります。裏部蓋のところでもやったように真ん中から持ち上げ、キーボード全体をたわませながら片方ずつ外してゆきます。キーボードをたわませて自分の指を間に挟むのですが、この時に役立つのが外した長いネジ1本!こいつをバッテリー側のネジ穴へつっこむのとキーボードが浮いてきます。浮いたところへ指を挟みこみヤワヤワとたわませつつ、ツメを外すと上手くいきます。力任せにやるとツメ自体は写真のように細い樹脂なのでポキっと折れちゃいますのでご注意を!
キーボード下側は4本のツメで引っかかっていますので、こちらから外すのは得策ではないでしょう。左右のツメを外せば自ずと外れてきます。キーボードは本体にフラットケーブルで繋がっています。一気に引っ張ってフラットケーブルまでひきちぎらないように気をつけてください。フラットケーブルは外さなくても十分メモリー交換は出来ます。
私は写真を撮る都合もあったのでキーボードをフラットケーブル毎外してしまいました。間違ってフラットケーブル抜いちゃった人は本体側コネクタ(レセプタクル側)の黒い樹脂部分を片側ずつで良いのでゆっくりと押し上げてください。これでフラットケーブルの抜き差しが出来る状態になります。取り付けの時はフラットケーブルを差し込んでからこの黒い樹脂部分を押し下げるとフラットケーブルが固定されます。あくまでも良く見ながらヤワヤワと作業してください。ものすごく脆いので本当に気をつけてください。
ついでにこのあとダストブロワーで下写真左上のCPUファンに溜まったホコリを飛ばしておきました。キーボードや他のところもホコリが意外と溜まっていたのでついでに清掃しました。これで少しでも冷えてCPUの動きが良くなるといいですね。
上記は交換前の1GBメモリーが付いている状態です。メモリー交換はメモリーの両サイド(本体側)に金具が付いていますのでそれを両方外へ押し広げるようにすると勝手にメモリーが起き上がってきます。この状態になったら古いメモリーを外し、新しいメモリー(下写真)を差し込んで金具が嵌まるまで押し込む(倒しこむ)とカチッきっちり嵌まったら完成です。 ※身体に溜まった静電気の放電を忘れずに!
あとはここまで来た手順を逆に戻って行けば問題なく完了です。
バッテリーをつけ、ACアダプタまでつけて・・・、さあ、息を呑む瞬間!電源ボタンをONにして起動です。
今回はDELLのようなBIOS画面でドキドキするような事も無く・・・(上にも書きましたが私は間違って休止状態から交換をしてしまいある意味ドキドキでした。ちょっと再起動が長かったような気がします。)何事もなく?WindowsXPが起動します。
システムのプロパティを確認すると1.99GBで認識しています。
動作についてですが、速くなったのか?実はそれほど実感できませんでした。512MBから2GBに交換したDELLのデスクトップPCに比べ何が変わったかあまり判らないという感想です。相変わらず重いサイトを開くとCPUのファンがMAXの回転が続きます。CPUがATOM君なのでしかたないのかな?他の交換した方の結果を見てもHDDからSSDに交換するのに比べると性能アップは大きくないようです。
今回外した1GBメモリーを、今度はDELLのノートPCINSPIRONへ搭載して、こちらも2GB化する予定です。すでに取り外したMICRONのメモリーと同等のものを今度はYahoo!オークションにて1000円+送料80円で落札しましたので、次はDELLノートPCのメモリー交換を報告しようかと思っています。最終的に余ったメモリーはYahoo!オークションに出品して少しでも購入費用の足しにしたいと思っています。
今回はDELLの時よりも写真をいっぱい撮ったので画像多目でお伝えできました。これをみてVAIO Wシリーズのメモリー交換やHDD交換にチャレンジする人がいると嬉しいですね。
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